しょくば拝見>洋菓子店・アンジェリーナ(石巻市あけぼの2丁目)

付加価値の高いお菓子作りを追求するスタッフ

<付加価値の高さを追求>

 スポンジと生クリームを組み合わせたシンプルなイチゴのショートケーキや、アーモンドクリームをベースにしたタルト系のケーキ、チョコレートをメインにしたショコラケーキを主力に製造する。県内産の米粉や石巻産の塩を使ったクッキーやシュークリームも手掛ける。

 ケーキを彩る旬の果物は石巻市や東松島市で収穫された地物を積極的に使い、風味や食感を大事に「食の安全」にもこだわる。季節の果物を使ったケーキは常に売れ筋だ。

 シェフの内海哲弥専務(33)は「クオリティーの高さが顧客に支持され、差別化につながる」と語り、付加価値の高い商品作りを追求する。

 「ケーキは技術と素材がしっかりしないといいものは作れない」。石巻高を卒業後、東京の洋菓子専門学校やフランスの専門学校と洋菓子店で技術を学び、帰国後は腕を磨くため、関東圏の専門店3店舗で修業した。原価がかかっても小麦粉や卵は厳選する。

 「お菓子は人を笑顔、幸せにできる力がある」。誕生日や結婚記念日などを祝うスイーツとしても重宝され、家族や夫婦の人生の節目を彩っている。

 従業員の平均年齢は40歳。勤続約2年の生菓子担当佐藤順子さん(37)は「小学校の卒業文集に書いたケーキ屋さんになる夢を果たせた。仕事は楽しく、やりがいがある」と話す。

 細分化する客のニーズに対応するため、低糖質でタンパク質が摂取できる商品を開発中だ。

 ■会社概要 
 1987年2月、石巻市西山町2丁目で創業。法人化は89年5月。99年5月、現在地に店舗を移転。内海孝一社長(63)。資本金1000万円。社員は17人(パートを含む)。石巻市あけぼの2丁目1の2。0225(22)1595。


2020年09月15日火曜日


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