スルメイカ大量水揚げ 石巻魚市場、活気づく カツオやサバも

所狭しと並べられた大量のスルメイカをチェックする市場職員=16日午前6時30分ごろ
巻き網運搬船による約1カ月ぶりの生鮮カツオの水揚げ=16日午後1時30分ごろ

 石巻魚市場に16日、沖合底引き網船や巻き網運搬船などで漁獲した大量のスルメイカをはじめ、サバ、生鮮カツオなどが水揚げされ、一気に活気づいた。

 底引き網船は、しけなどの影響で14、15日は休漁だったため、16日は沖合12隻、近海9隻、小型14隻の計35隻が金華山沖などで漁獲したスルメイカ52トン、サバ48トン、アジ9トンが所狭しと並べられた。

 スルメイカは1キロ当たり639〜183円で、平均約360円。サバも大が260〜180円、小が76〜68円、アジは300〜145円で、それぞれ活発な値段での取引となった。この日は6隻の定置網などを含む全体の水揚げ金額が約4000万円に上り、市場関係者を喜ばせた。

 午後1時すぎには、静岡県沼津市所属の巻き網運搬船「第17大師丸」(199トン)が16日早朝に金華山東沖で漁獲した生鮮カツオ約25トンも水揚げされた。

 魚市場への巻き網運搬船による生鮮カツオの水揚げは約1カ月ぶり。ベルトコンベヤーで運ばれる銀色に輝くカツオを市場職員や仲仕らがサイズごとに選別する作業に追われた。

 横原徹漁労長(43)は「この日漁獲したのは2、3キロ主体だが、数日前から魚群も見られ、漁場は徐々に良くなってきた」と状況を説明。今後の好漁に期待を寄せながら16日夕、再び漁場に向かった。


2020年09月17日木曜日


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