女川2号機再稼働 市長「避難道路整備が必要」 石巻市議会

 石巻市議会9月定例会は16日、一般質問を始めた。亀山紘市長は東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)の再稼働に同意するか否かの判断に関し、「再稼働を進めるに当たっては避難道路整備や避難計画の実効性を高める取り組みが必要だ」との認識を示した。

 亀山市長は8月に市内4カ所で開かれた住民説明会に出席した感想を問われ、「原発に対する住民の不安は大きい。避難計画や避難道路整備への要求が非常に強いと分かった」と語った。一方で、エネルギー政策への見解としては、地球温暖化防止やエネルギーの安定供給の必要性に触れ、「現状では原発に頼らざるを得ない」と述べた。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済対策で、市は水産加工業者への独自支援策を実施する方針を示した。市内の事業者の製品をインターネット通販サイトで3割引きで販売し、値引き分と送料を市が負担する。抽選で選ばれた購入者には市内で水揚げされた鮮魚を贈り、漁業者の支援にもつなげる計画。

 行政報告で亀山市長は、10日夜の落雷で防災行政無線の中継局に障害が発生し、河北、河南、桃生各総合支所からの個別放送が一時できなくなったと報告した。通信機器を交換し、12日夜に復旧した。亀山市長は「心配をかけたことをおわびし、運用に最善を期していく」と語った。

 一般質問は阿部浩章、黒須光男、斎藤澄子、阿部和芳、森山行輝の5氏が登壇した。


2020年09月17日木曜日


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