釜大街道線、新たな区間の完成祝う 1.8キロ途切れず通行可能に

テープカットして新たな区間の完成を祝った開通式

 石巻市が整備を進める都市計画道路「釜大街道線」で2日、新たな区間が開通し、総延長の5割に当たる約1.8キロがつながった。一体的な通行が可能となったことで、平行する大街道地区の国道398号の混雑緩和などが期待される。

 釜大街道線は、同市大街道東2丁目の「県道石巻女川線」と同市門脇の「県道石巻港インター線」を結ぶ。片側1車線で総延長約3.6キロ。新たに完成したのは「石巻工業港曽波神線」との交差点付近148メートルで、東西に分断されていた開通区間が途切れずに利用可能になった。

 交通量の多い国道398号を補完するほか、津波発生時に高台の日和山方面に向かう東西の避難道路にも位置付けられる。沿線の同市三ツ股2丁目には6月、スーパーやドラッグストアが開店した。

 現地で開通式があり、市や工事業者、地元行政区などから関係者約30人が出席した。亀山紘市長が「多くの関係者と地権者に御礼を申し上げる」と述べ、開通を宣言した。

 開通区間の事業費は39億7000万円で、国の復興交付金を活用した。社会資本整備総合交付金を使う残りの未開通区間も既に着工している。


2020年10月03日土曜日


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