大豆検査始まる 初日52トン、2等級が6割 いしのまき農協

20年産大豆を調べるいしのまき農協の検査員

 いしのまき農協の2020年産大豆の等級検査が19日、始まった。初日は52トンを検査し、2等級を中心に格付けされ、まずまずのスタートとなった。昨年は台風の影響で収穫量が大幅に落ち込んだが、関係者は「今年は比較的天候に恵まれて品質、収量ともに平年並みになる」と予想する。

 石巻市桃生町の桃生低温農業倉庫であった今期初検査には、同農協の3人の検査員らが当たった。桃生地区で生産された「タンレイ」の水分や形、色、病害虫による影響の有無などを厳格に調べた。

 タンパク質の含有率が高く主に豆腐の原料になるというタンレイは例年1等級が出にくく、今回も2等級が32.2トンと6割を占めた。3等級は19.8トンだった。

 同農協の中沢浩明検査課長は「夏場に一時日照不足となったが、秋に入り天候が回復した。生育は順調に推移し、収量的にも期待できる」との見通しを示す。検査は来週から本格化し、管内9カ所で来年2月まで行う予定。

 今年の同農協管内の大豆作付面積は「タンレイ」(922.1ヘクタール)、「ミヤギシロメ」(984.6ヘクタール)、「タチナガハ」(161.6ヘクタール)の3品種で計約2068ヘクタール。目標収量は3346トンに設定している。

 昨年は台風被害により、収量は平年の3割減となる2230トンにとどまった。


2020年11月20日金曜日


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