<釜石>根浜海岸に子どもたちの笑顔 9年ぶりの海開き

再生した砂浜で海の感触を楽しむ子どもたち

 東日本大震災で被災した釜石市の根浜海岸海水浴場で20日、9年ぶりの海開きがあった。津波で失われた砂浜の一部を人工的に再生。市内唯一の海水浴場に子どもたちの笑顔が戻ってきた。
 地元町内会役員の佐々木雄治さん(63)は「被災直後は、また海開きができるなんて誰も考えなかった。海と共存する地域にとって大きな再生の一歩だ」と語った。
 岩手県住田町の公務員鈴木絹子さん(48)は家族5人で海水浴を満喫。「県内で海水浴をするのは震災以来初めて。ようやく海が近くに戻ってきた気がする」と話した。
 根浜海岸は津波で砂浜が1300メートルにわたって流失した。このうち450メートルで再生工事が行われており、今夏は150メートルの区間で遊泳が可能になった。


2019年07月21日日曜日


先頭に戻る