震災の教訓、音楽と共に 2管本部が多賀城でコンサート

会場が一体となった「花は咲く」の合唱

 第2管区海上保安本部は2日、東日本大震災の教訓を生かし防災意識を高めることを目的としたコンサートを、多賀城市民会館で開いた。
 市民ら約920人が参加。気仙沼海上保安署の小野寺宏明署長と、東松島市で津波に遭い鳴瀬川を7キロ漂流した安倍淳さん、志摩子さん夫婦が経験を語り、「経験を伝えることが防災につながる」などと述べた。
 海上保安庁音楽隊が、映画「海猿」のテーマなど11曲を演奏。多賀城高吹奏楽部も共演した。歌手のさとう宗幸さんが「青葉城恋唄」を披露し、来場者と一緒に「花は咲く」を合唱した。
 コンサート中の地震発生を想定した訓練もあり、来場者が頭を手でかばい、座席で身をかがめた。
 仙台市から家族3人で訪れた会社員佐藤卓也さん(48)は「水や食料を常備している。震災を知らない子どもたちに、どう伝えていくかが大切」と話した。


2020年02月03日月曜日


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