「復興の火」運営見直し 宮城県、来場者の密集防止

 東京五輪の聖火が東日本大震災の被災3県を巡回する「復興の火」で、宮城県は16日、石巻市と仙台市で行う展示イベントの概要を発表した。新型コロナウイルス感染症対策のため、展示場所を施設内から屋外に移すほか、来場者が密集しないよう警備態勢を強化する。
 石巻市で整備が進む石巻南浜津波復興祈念公園では当初、「中核的施設」の中での展示を予定していたが、感染予防のため屋外に移設する。火は聖火皿でともす。一般観覧は20日午後2時40分〜午後7時。同日午後1時40分からの式典は一般観覧はできない。
 21日開催のJR仙台駅東西自由通路の展示は来場者の滞留を避けるため、警備員とボランティア計約90人が誘導に当たる。聖火皿の火は特設ステージ上で展示。写真撮影を希望する人は、スタッフの誘導に従い、一定の間隔を開けて並んでもらう。一般観覧は午後1時45分〜午後7時。
 石巻市では子どもらによる火の迎え入れ、仙台市では復興の歩みを紹介する展示をそれぞれ中止する。
 県は4月11、12、15日に実施予定だった都市ボランティアの研修を延期し、5月30、31日と6月6日に行う方針も示した。
 県五輪・パラリンピック推進課の担当者は「実施までの数日間で感染者が増える可能性もゼロではない。状況に応じて柔軟に運用を見直す」と話した。


2020年03月17日火曜日


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