サンド、ハプニング救う 「復興の火」付くまで25分、即興で笑いの嵐

ハプニングに見舞われ、即興コントで会場の笑いを誘うサンドウィッチマン

 これぞ芸人の底力だ。石巻市の石巻南浜津波復興祈念公園で20日にあった東京五輪の聖火「復興の火」の記念式典で、聖火皿に火が付かないトラブルをお笑いコンビ、サンドウィッチマンが見事に収めた。2人はアドリブで約25分間、会場を盛り上げ、強風の中に笑いの嵐を巻き起こした。
 午後3時10分、亀山紘市長が聖火皿に点火棒を向けたが、火は付かない。司会者から突然マイクを向けられた2人は即席ライブを演じた。
 2人は聖火リレー公式アンバサダーを務めており、伊達みきおさんは「(相方の)富沢(たけし)の膝に水がたまっている。その水で火を消さないように気をつけたい」とユーモアを交えて抱負を語ると、風で砂ぼこりが巻き起こる中でもショートコントを二つ披露。来場者からの質問コーナーも設けるなどサービス精神たっぷりに振る舞った。
 東日本大震災の発生時、2人は気仙沼市で地元テレビ番組のロケ中だった。今も被災地の復興支援活動を続けている。幼少期に石巻で育った伊達さんは「東北はどうなっているのと気に掛けてくれる人がいる。復興は遅いって言われるけど、みんな一生懸命やっています」と強調。富沢さんは「被災地にとって、スポーツの力は偉大」と話した。
 2人は午前に航空自衛隊松島基地(東松島市)であった聖火到着式に出席。同基地から復興の火の展示会場まで聖火を運んだ。


2020年03月21日土曜日


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