宮古のご当地メニュー「瓶ドン」、冷凍し全国へ 逆境逆手で通販に反響

通信販売で購入できる冷凍瓶ドン

 三陸の幸を瓶に凝縮した岩手県宮古市のご当地メニュー「瓶ドン」に、通信販売で購入できる冷凍瓶ドンが加わった。これまで地元限定で提供してきたが、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少。逆境を逆手に取り、全国に売り込む。
 瓶ドンは、牛乳瓶入りの生ウニ販売にヒントを得て宮古観光文化交流協会が考案した。「見て」「盛って」「食べる」という体験型の海鮮丼で、2018年10月から市内の飲食店で販売してきた。
 宮古の新たな名物に定着しつつあったが、新型コロナに伴う観光客減で売り上げが低迷。以前から取り寄せ販売への要望が寄せられていたこともあり、今月1日に通販を始めた。
 イクラやウニ、タコの他、宮古湾で養殖し、4月に出荷が始まったばかりの宮古トラウトサーモンを使用。90グラム入りの瓶3本セットで、急速冷凍で鮮度を保って発送する。
 同市の復興支援会社「かけあしの会」と浄土ケ浜パークホテルのオンラインショップで購入できる。
 既に1000件を超える予約を受けた、かけあしの会の菅原則夫社長は「宮古に来ないと味わえなかっただけに、予想以上の反響がある」と話す。
 宮古観光文化交流協会の金沢薫主任は「人の行き来がままならない中、宮古のPRの意味も込めた。今後の観光客増につながってほしい」と期待する。
 価格は、かけあしの会が送料込み4800円、浄土ケ浜パークホテルが送料別3850円。


2020年06月16日火曜日


先頭に戻る