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岩手の津波高29.7mも 日本・千島海溝M9想定で内閣府公表

 内閣府は11日、三陸沖など日本海溝・千島海溝沿いでマグニチュード(M)9クラスの巨大地震が発生した場合の岩手県沿岸の津波浸水想定域を公表した。久慈、宮古、釜石の3市役所と洋野町、野田村の両役場が最大で1.3〜8.2メートル浸水する。
 北海道、青森、宮城、福島、茨城、千葉の6道県の津波浸水域は4月に公表したが、岩手県分は県の要請で公表を見送っていた。今回、地元の要望を受け、震災後に整備した防潮堤などの施設が壊れない想定で推計した浸水域も示した。
 津波高も沿岸12市町村で最悪の事態を想定し、東日本大震災後に整備した防潮堤は破壊されるとの前提で推計。最も高いのは宮古市北部で29.7メートルだった。
 他は岩泉町26.6メートル、釜石市18.5メートル、久慈市16.0メートル、陸前高田市12.5メートルなどで、推計した全自治体に10メートル以上の津波が押し寄せる。局所的に震災時の津波高を上回る地域もある。
 浸水想定域の公表を踏まえ、達増拓也知事は「住民の適切な避難行動をはじめ防災対策の充実に取り組む」との談話を発表した。


2020年09月12日土曜日


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