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平沢復興相が初会見 福島浜通り研究拠点の財源手当ては「国民の理解必要」

事務引き継ぎをする平沢復興相(右)と田中前復興相

 平沢勝栄復興相は17日未明、就任後初となる記者会見を開いた。東京電力福島第1原発事故で被災した福島県浜通りに産業集積を図る国際教育研究拠点に関し、財源の手当ては国民の協力がなければ困難だとの認識を示した。
 平沢氏は昨年、浜通りのロボット関連施設を視察したことに触れ「シリコンバレーや最先端の教育環境を備えた地域を目指してもいい。『災い転じて福となす』と言える街づくりを進める」と強調。「財源確保は難しい。国民の理解がないと駄目だ」と述べた。
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東日本大震災の被災地では企業の倒産が相次ぐ。「コロナは全国民が必死に闘っている問題だということを加味した上で、被災者に何ができるか考えたい」と話した。
 復興相はこれまで短期間で入れ替わっている。9人目の平沢氏は「大臣に限らず平成以降は首相もくるくると1年で代わり、諸外国からはネコの目や回転ずしと呼ばれた。こうした在り方自体を変えなければならない」と問題提起した。
 同日午前には、田中和徳前復興相から平沢氏への引き継ぎと交代式があった。平沢氏は職員に対し「首相や内閣のために仕事をするわけではない。被災者や国民のためとの視点を忘れず、『復興庁ここにあり』との意気込みを見せてほしい」と呼び掛けた。


2020年09月18日金曜日


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