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石巻「コモン・シップ橋通り」が営業終了 震災後のにぎわいを創出

最終日を迎え、にぎわうコモン・シップ橋通り

 宮城県石巻市中央2丁目の仮設商業施設「COMMON−SHIP(コモン・シップ)橋通り」が8日、閉場した。市内のまちづくり会社「街づくりまんぼう」が企画。2015年4月に前身の施設を開設し、東日本大震災後の中心部のにぎわい創出や起業への挑戦、若者らの交流の場を担ってきた。
 最終日は閉場イベントが開かれ、歩行者天国にした通りに出店が並び、音楽ライブがあった。石巻市の会社員阿部純さん(45)は「(中心部で)ちょっと立ち寄れる場所がなくなるのは寂しい」と惜しんだ。
 施設は民有地約760平方メートルを借り、トレーラーハウスやコンテナなどを店舗として並べて「橋通りCOMMON」の名でオープンした。17年11月にいったん閉場したが惜しむ声が多く、18年4月に2年半の事業期間を設けてコモン・シップ橋通りとして再開。飲食店5店が営業していた。
 コモンは英語で「共有」の意味。飲食店「WHITE(ホワイト)」の千葉貞一さん(63)は「若い人と一緒にできて楽しかった。物件を探し、新年には再出発したい」と話した。
 街づくりまんぼうによると、今後1年はステージなどを現地に残し、イベントスペースとして活用しながら次の展開を模索する。


2020年11月10日火曜日


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