<福島第1原発事故>3号機の使用済み燃料取り出し再開 設備点検のため約2カ月間中断

 東京電力は4日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールからの核燃料取り出し作業を再開した。炉心溶融(メルトダウン)を起こした1〜3号機では初めて4月に核燃料7体を搬出した後、設備点検のため約2カ月間中断していた。
 作業は午前9時半に再開された。プール内の未使用燃料1体(約250キロ)を燃料取扱機でつかみ、約10メートル離れた専用の輸送容器に収めた。一連の作業を繰り返して7月中に21体を容器に収容し、構内にある別棟の共用プールに移す。
 水素爆発した3号機の上部にある核燃料プールには559体の使用済みと未使用の燃料が残っている。搬出作業は8月に設備点検のため再び中断した後、9月に再開される。2020年度までに全燃料の共用プールへの搬出を完了させる。


2019年07月05日金曜日


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