原発事故対策本部、10日から解体 福島・大熊

 環境省は6日、東京電力福島第1原発事故で国の現地対策本部となった、福島県大熊町の旧原子力災害対策センター(オフサイトセンター)の解体工事を10日に始めると発表した。本年度内に解体を終える計画だ。
 同省などによると、センターは第1原発から約5キロに立地し、鉄筋コンクリート2階で広さは約615平方メートル。原発事故時は周辺の放射線量が急上昇したため、住民避難の支援などで十分な役目を果たせず、発生4日後に福島県庁に機能を移転させた。
 県は、原発事故の状況を書き留めた白板などの備品234点を回収。事故の教訓を後世に伝えるため、一部を同県双葉町に建設中の「東日本大震災・原子力災害伝承館」に展示する。

旧福島県原子力災害対策センターの2階。パソコンやコピー機が多数残されている=7月、福島県大熊町


2019年09月07日土曜日


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