女川再稼働、地元同意に向け方針説明 エネ庁長官が宮城訪問

 原子力規制委員会の審査に合格した東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働に必要な「地元同意」を巡り、梶山弘志経済産業相は28日の閣議後記者会見で、3月2日に高橋泰三資源エネルギー庁長官らを立地自治体に派遣し、同意に向けて政府の方針を具体的に説明する考えを示した。
 梶山氏は「2号機は規制委の判断を尊重し、地元の理解を得ながら再稼働を進めていく」と明言。審査に合格した翌27日、村井嘉浩知事、須田善明女川町長、亀山紘石巻市長に電話し、再稼働への同意を要請した事実を明らかにした。
 東京電力福島第1原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含む水の処分について国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長と27日に会談した件では「(政府小委員会の)報告書で最終的に提案された(海洋・大気放出の)2案は国際的な慣行と合致し、安心しているとの発言があった」と説明した。
 その上で「IAEAの協力を得つつ、検討を進めたい。スケジュールありきではなく、地元など関係者の意見を伺った上で結論を出す」と述べた。


2020年02月29日土曜日


先頭に戻る