福島第1原発作業員、内部被ばく検査、成り済まし15人31件 

廃炉作業が続く東京電力福島第1原発=2018年11月、大熊町

 東京電力は25日、福島第1原発構内で内部被ばく検査をするホールボディーカウンター(WBC)で、協力企業の作業員が同僚らに成り済まして測定を受ける事例が、2016年4月以降31件あったと発表した。
 東電によると、成り済ましは6社計15人の検査で確認された。WBCは3カ月に1度測定を受ける必要があるが、交通事故などで受けられず工事管理者が別の作業員に代理を指示するケースもあったという。
 東電の担当者は「被ばく線量の管理を適切に行う上で重大な問題だ」と述べた。作業時間や場所を基に被ばく線量を推定したところ、健康上の問題はない数値だったという。
 WBCは16年4月に無人測定が導入された。東電は20年2月19日に1件を確認後、他に同様の事例がないか調べていた。現在は有人に切り替えている。


2020年05月26日火曜日


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