復興拠点に診療施設 双葉町が整備、22年開業目指す

 東京電力福島第1原発事故に伴う住民避難が続く福島県双葉町は16日、帰還困難区域の特定復興再生拠点区域(復興拠点)内に診療施設を設置する意向を明らかにした。
 診療施設は県の補助金などを活用して町が整備する方針で、今年3月に避難指示が解除されたJR双葉駅周辺の立地を想定する。復興拠点の避難指示解除を見込む2022年春の開業を目指す。
 町内の双葉厚生病院(休止中)を運営する県厚生農協連合会(厚生連)に医師の派遣を要請し、協議を進めているという。原発事故前、町には同病院を含め6医療機関があったが、現段階で避難指示解除後の再開は見通せていない。
 復興庁などが実施した19年の住民意向調査で、帰還を希望する世帯と「判断がつかない」と答えた世帯に帰還を判断するために必要なこと(複数回答)を問うと、「医療・介護福祉施設の再開や新設」が43.4%で最も多かった。


2020年06月17日水曜日


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