福島第1処理水 海洋放出反対意見書を可決 郡山市議会

 東京電力福島第1原発の放射性物質トリチウムを含む処理水を巡り、郡山市議会6月定例会は29日、海洋への放出に反対する意見書を全会一致で可決した。県内の市町村議会で同様の意見書を可決したのは19例目。
 意見書では福島県が東日本大震災と原発事故、新型コロナウイルス禍の三重苦にあるとした上で、海洋放出は「国内外の風評被害を招き、四重の苦しみを背負わされる」と指摘。風評被害対策の拡充・強化、情報の公開、丁寧な意見聴取と合意形成を求めた。
 七海喜久雄議長は「県内の風評被害はまだ払拭(ふっしょく)されていない。国や県には十分に検討してもらいたい」と話した。
 6月定例会は新型コロナ対策費など6億5500万円を追加する本年度一般会計補正予算など議案40件と人事案5件、意見書3件を原案通り可決、承認、同意し閉会した。


2020年06月30日火曜日


先頭に戻る