大規模災害心構え説く 名取北高で気象台職員講演

迅速な避難の大切さを説く永岡次長

 宮城県名取市の名取北高(生徒827人)で19日、東日本大震災について語り継ぐ全校集会があり、仙台管区気象台気象防災部の永岡利彦次長が近年多発する大規模災害への心構えを説いた。
 永岡次長はここ数年、地震や津波だけでなく台風による大雨や火山の噴火など自然災害が頻発していることを挙げ、「身を守るには防災に関する知識と、いつでもどこでも起きるという意識、いざという時の適切な行動が重要だ」と強調。自然災害の発生メカニズムを解説した。
 その上で、「数十年から数百年に一度の発生頻度が少ない大災害も、いつでも起こる可能性がある」と指摘。防災マップで自宅周辺などの危険な場所を確認し、緊急時には明るいうちに避難するか、避難が難しい場合は自宅の2階や崖と反対側の部屋に移動するなどして命を守るよう呼び掛けた。
 2年半田耕大さん(17)は「自然災害との付き合い方を学べた。震災を風化させず、次世代に伝えることが大切だということも感じた」と話した。


2019年02月20日水曜日


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