<次世代塾>震災学び教訓伝える 第3期開講・大学生ら122人登録

開講式で決意表明する東北工業大の鈴木さん

 東日本大震災の伝承と防災啓発の担い手育成を目的とした通年講座「311『伝える/備える』次世代塾」第3期の開講式が20日、拠点となる仙台市宮城野区の東北福祉大仙台駅東口キャンパスであった。募集定員50人に対し、122人の大学生や社会人が登録。津波被災地の視察を含む年間15回の講座を通して震災に向き合い、教訓を学ぶ。
 顧問の今村文彦東北大災害科学国際研究所長は「311とは何だったのかを学び、次に備えてほしい。学びが深められるよう運営も支援する」と激励した。
 受講生代表の東北工業大3年鈴木賢心さん(20)は「次世代塾を通じ、震災の教訓と備えの大切さを伝えていける人になる」と決意表明。日本大3年三井桃子さん(20)も「震災を多面的に学び、被災地に向き合い続けたい」と力を込めた。
 講座は毎月第3土曜日を基本に受講無料で開く。発生直後、復旧、復興の3期ごとに被災や支援現場の当事者の証言に耳を傾け、グループワークの討議で体験に基づく教訓を考える。2期生は73人が修了した。
 次世代塾は「311次世代塾推進協議会」が運営する。推進協には東口キャンパスの人材育成活用で協定を結ぶ河北新報社、東北福祉大、仙台市の三者を核に東北、宮城教育、東北学院、東北工業、宮城学院女子、尚絅学院、仙台白百合女子、宮城の8大学と学都仙台コンソーシアム、日本損害保険協会、みちのく創生支援機構が参加する。
 講座と受講の様子は河北新報紙面で随時紹介する。


2019年04月21日日曜日


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