避難所運営の要領確認 仙台・市名坂住民100人が訓練

給水栓から飲料水を確保する訓練に取り組む住民

 仙台市泉区の市名坂小学校区避難所運営委員会は15日、マグニチュード7.5の直下型地震の発生を想定した避難所の開設・運営訓練を同校体育館で行った。東日本大震災を教訓に、総務や衛生、食料物資など班ごとの活動要領を確かめ、備えの意識を高めた。
 町内会やPTA、婦人防火クラブなどから約100人が6班に分かれて参加。校内の備蓄倉庫から防災資材を運び出し、アルファ米を炊いてワカメご飯を作り、高齢者や妊婦に見立てた人を車いすに乗せて安全を図るなどした。
 女性の視点で対応する女性コーディネーターの班では、震災時の実例を基に「子どもの泣き声がする」「隣の人がたばこ臭い」といった苦情にどう対処するかを話し合った。
 給水栓にホースをつないで飲料水を確保する手順や、ノロウイルスへの感染を防ぐ嘔吐(おうと)物の処理方法も確認。講評で市名坂小の丹野伸裕校長は実践的な訓練だったと評価し「多くの住民が訓練を経験して地域への浸透が進むよう、今後も続けてほしい」と話した。


2019年06月16日日曜日


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