<ILC>計画の早期実現改めて国に要望 国際研究者組織が声明

 超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」を推進する研究者組織の国際将来加速器委員会(ICFA)は22日、当面は誘致しない方針を示した文部科学省の見解に対し、計画の早期実現を改めて求める声明を発表した。
 文科省は7日、「誘致表明には至らない。国際的な意見交換は継続し、検討する」との見解を示した。
 ICFAの声明は「日本が計画を主導する意向を明確にしていたら(ILCへの協力を検討する)次期欧州素粒子物理学戦略の議論に大きな影響を与えただろう」と強調した。
 文科省が誘致の検討は継続する姿勢を示したことについては「引き続き計画への関心を示したことは大きな進展だ」と評価。「ILCには科学的意義や建設承認を得るのに十分な技術がある」と誘致実現を求めた。
 ILCは岩手、宮城両県境にまたがる北上山地が建設候補地となっている。


2019年03月23日土曜日


先頭に戻る