感謝の170キロ全力 気仙沼復興屋台村チーム

そろいのユニホームを着て、エイドステーションを出発する屋台村のメンバー=14日午前11時50分ごろ、宮城県南三陸町歌津

 「ツール・ド・東北2014」に、気仙沼市で旅館を営む熊谷浩典さん(45)ら3人が「気仙沼復興屋台村」チームを名乗って出場した。日頃から屋台村に集う仲間たちだ。東日本大震災の復興支援への感謝を伝えようと練習に励み、初心者ながら170キロのコースを完走した。
 出走したのは熊谷さんと、屋台村で飲食店を営む蛯原健さん(46)、ボランティアで気仙沼を訪れていた鶴岡市の自営業富樫豊さん(49)。もう1人の仲間の会社員小玉博行さん(52)=気仙沼市=は、差し入れや情報提供をして3人を支えた。
 3人は3カ月ほど前からトレーニングを始め、自転車を走らせた距離は約2000キロ。そろいのユニホームの胸と背中には「感謝」の2文字が刻まれている。上り坂に苦しんだが、沿道の声援を受けて走りきった。
 熊谷さんは「長い距離を共に走るライダーみんなで同じ困難を乗り越え、譲り合ったり励まし合ったりした。そうした中で感謝の気持ちが伝わったと思う」と言う。
 3人は完走後、すがすがしい表情で来年の大会にも参加することを宣言した。


2014年09月15日月曜日


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