<ツール・ド・東北>3649人沿岸を力走 2日間の日程終える

志津川湾周辺を快走するライダー。防潮堤の工事が急ピッチで進む=16日午前10時45分ごろ、宮城県南三陸町

 東日本大震災からの復興を支援する自転車イベント「ツール・ド・東北2018」(河北新報社、ヤフー主催)は16日、石巻市から気仙沼市にかけての宮城県沿岸部6コースで行われ、2日間の日程を終えた。被災者やボランティアの声援を受けながら、ライダー計3649人が力走した。
 好天に恵まれた最終日は、石巻専修大(石巻市)を発着点とする最長の気仙沼フォンド(210キロ)、南三陸町が出発点の南三陸ワンウェイフォンド(50キロ)など長短各コースに3000人余りが挑んだ。
 ライダーは、防潮堤やかさ上げ道路の工事が進む海岸線を進みながら震災遺構に立ち寄ったり、語り部の話に耳を傾けたりして被災地の現状に触れた。
 休憩所が設けられた女川町では、大勢のボランティアが午前5時半から準備に着手。次々に訪れるライダーにサンマのすり身を入れた女川汁を振る舞った。
 町観光協会の遠藤琢磨事務局長(50)は「復興はこれからが正念場。女川の魅力を知ってほしい」と沿道で大漁旗を振り続けた。
 大会は2013年に始まり、今年で6回目。エリアは気仙沼から仙台までの6市2町に拡大した。


2018年09月17日月曜日


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