特集

<伝えたい戦争体験>戦場での手当て学ぶ

佐藤はついさん

◎仙台市若林区・無職 佐藤はついさん(88)

 軍隊に入れない女性に生まれたことを悔しく思っていました。看護師になって戦場に行こうと専門学校で学びました。軍国主義教育というのは恐ろしいものです。戦争の真実は全く知らされません。日本は絶対に勝つと思っていました。
 戦時体制下の看護学校で学ぶのは包帯の巻き方など戦場での手当ての仕方が中心。学ぶ期間はわずか半年。1945年の9月に卒業する予定でした。
 すぐにでも出征したかった私です。もう少し戦争が長引いていれば戦場へ行って、恐らく死んでいたと思います。家族が悲しんだでしょうね。
 今は戦争に反対です。当時の男性は嫌でも戦地に連れて行かれました。行かなければ「犯罪者」です。もしまたあんな世の中になってしまったら、と考えると恐ろしいです。少々損をしても話し合いで解決すべきではないでしょうか。


2015年08月15日土曜日


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