うたの泉(992)ペディキュアを塗っては十の足指を ひたむきにサンダルに沈める/山崎聡子(やまざき・さとこ)(1982年〜)

 私は手の指の爪に塗るマニキュアより、足の指の爪に塗る方が気軽に試せます。足は人の視線から遠いので、上手に塗れなくても、あまり気になりませんから。暑さの中、はだしの爪が夏の色に彩られているのを見ると、楽しい気分になれます。けれど掲出歌は下句に「サンダルに沈める」とあり、あまり浮かれた気分は伝わりません。「ひたむき」ともあり、やらなくてはならないような切迫感があるのかもしれません。何色を塗ったのかな?(駒田晶子)


2019年07月14日日曜日


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