<アングル宮城>仙台・スナメリの赤ちゃん 大水槽ですくすく

【親愛】飼育員に親しむようになったやんちゃ盛りのスナメリは、手を近づけると顔を出して、水を吹くしぐさをするようになった=仙台市宮城野区の仙台うみの杜水族館

 昨年10月に東松島市の沖合で網にかかり、衰弱して運ばれてきた雄のスナメリが「仙台うみの杜水族館」(仙台市宮城野区)ですくすく育っている。
 「餌を食べてくれるようになるまで5日かかりましたが、成育は順調です」と統括リーダーの神宮潤一さん(64)。今は体長117センチ、体重26キロに。この半年で体長は4センチ、体重が4キロ増えた。
 漁船の定置網にかかった時、スナメリは推定で生後半年ほど。海に戻しても生き残るのは難しいと判断され、特例の研究目的で飼育されている。
 イルカの仲間のスナメリは白い魚体が特徴だが、近くでよく見ると淡い灰色。法律で捕獲は禁止されており、飼育中の水族館は全国で6カ所、東日本ではうみの杜だけ。
 まだ1歳に満たない赤ちゃんながら、先輩に当たる三陸の魚に負けじと、大水槽の中を泳ぎ回っている。
(写真部・安保孝広、藤井かをり)


2018年04月30日月曜日


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