<アングル岩手>釜石鵜住居スタジアム始動 ラグビーの街、前へ

【白熱】大勢の観客が見守る中、白熱した試合を行う、釜石シーウェイブスとヤマハ発動機ジュビロの選手たち

 釜石市にはやっぱり、ラグビーがよく似合う。東北で唯一、ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の会場となる「釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアム」が完成し、19日の記念イベントで歓声が響き渡った。
 レジェンドマッチには、ラグビー日本選手権で7連覇した新日鉄釜石の松尾雄治さん(64)らが登場。詰め掛けた地元ファンは、かつての名選手に大漁旗を振りながら声援を送った。
 東日本大震災で、鵜住居地区は津波で大きな被害を受けた。釜石にとってスタジアムは、震災復興のシンボル。
 「津波で全て失い復興途中だが、立派なスタジアムが完成しうれしい。多くの支援への感謝の気持ちを世界に発信していきたい」と近くの自営業川崎光恵さん(44)は感慨もひとしおの様子だった。
 ラグビーを復興の支えにと期待する地元は、がっちりとスクラムを組んで来年のW杯を待っている。(写真部・坂本秀明)


2018年08月20日月曜日


先頭に戻る