<アングル福島>「発掘ガール」奮闘 郡山女子短大の考古学実習

【一心】強い日差しの中、角スコップなどを使って発掘する女子学生たち。「ここのところ運動不足なので、腰が痛くなります」とこぼす学生も=会津若松市の笹山原遺跡
【歓喜】「先生、ありました!」。特大サイズの土器を発掘してにっこり。「やっぱり土器や石器を見つけた瞬間が一番うれしい」
【丁寧】笹山原遺跡の現地調査が終了すると、短大に戻って洗浄作業。土器に付着した土を歯ブラシで丁寧に落としていく
【探求】土を洗い落として乾燥させた土器は、厚さや形、色をヒントにして復元を目指す。「ジグソーパズルみたいで面白いでしょ」と会田教授(左端)

 土器や石器を求めてひたすら土を掘っていく「発掘ガール」。郡山女子短大(郡山市)の地域創成学科で考古学を学ぶ女子学生たちは毎年5月、会津若松市の笹山原遺跡を訪れる。
 高校生の時のジャージーを着て軍手をはめ、スコップや手で埋もれた宝物を探る。発掘を終えると、短大に戻って石器などの洗浄と接合。一連の作業はパネルにまとめ、会津若松市歴史資料センター「まなべこ」で展示する。
 笹山原遺跡での発掘実習は2001年に始まった。ずっと指導してきた会田容弘(よしひろ)教授(62)は「発掘作業はタイムトラベル」だと言う。
 今年参加した16人の発掘ガールも、土の中に記録されたいにしえの生活を探し求めた。
(写真部・藤井かをり)


2019年06月24日月曜日


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