<アングル宮城>大崎耕土に実りの秋 輝く水田、歴史深く

【黄金】朝もやに覆われていた水田と居久根が陽光を浴びて輝き始めた。稲刈りはもうすぐだ=宮城県色麻町
【収穫】「バランスに気を付けて」。生産者と消費者をつなぐ催しで、刈り取った稲をくいに掛ける親子=大崎市
【継承】17世紀半ばに築かれた山あいの農業用水路。トンネルの長さは1.3キロ。水利組合長の上野孝作さん(63)は「補修を繰り返して大事に受け継いでいる」と話す=大崎市

 実りの秋を迎えた宮城県北の水田農業地帯「大崎耕土」。7月の低温と8月の猛暑で「人間より稲が苦労した年」と言われたが、作柄は何とか回復し、新米が市場を活気づける。
 大崎耕土が東北で初めて国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に認定されてから間もなく2年。1市4町などでつくる大崎地域世界農業遺産推進協議会は9月、家屋を囲む屋敷林「居久根(いぐね)」の保全・活用策を探る検討会を設置した。
 朝日を浴びて輝く水田や居久根、江戸時代から受け継がれる水管理システム、稲をくいに掛ける作業など「生きている遺産」を訪ね歩いた。
(大崎総局・喜田浩一)


2019年10月07日月曜日


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