<アングル岩手>釜石・ワーキングホリデー型漁業 漁師の面白さ体験

【大漁】釜石港の沖合20キロの海域。水深約250メートルから太った寒ダラが次々揚がる
【会心】ほとんど休みなしで5時間半の網揚げ作業が終わった。マダラ(左)とスケトウダラを掲げ、頑張った成果に顔がほころぶ
【次々】陸に上がっても漁師にはたくさんの仕事がある。ロープワークや網の修繕は全ての作業の基本だ
【定石】「手早く、丁寧に」が船上作業のいろは。三嶋さん(左)が手本を示す

 波とうねりが体を揺らす。風としぶきがかっぱをたたく。静岡市の大学生椿孝多郎さん(19)がこの冬、釜石沖でタラの底刺し網漁に取り組んだ。
 漁業への就労を考えるきっかけにしてほしいと岩手県が始めたワーキングホリデー型漁業体験だ。
 「漁師はハードだけど面白い。将来は海で働きたい」と目を輝かせる椿さん。指導役を買って出た釜石市の漁業三嶋淳さん(52)は「ひと月足らずの体験じゃ何も分からんぞ」と言いながら、どこかうれしそう。
 就業に結び付くかどうかは未知数だが、三陸のファンが1人増えたことだけは間違いない。
(釜石支局・中島剛)


2020年01月27日月曜日


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