<アングル宮城>オートバイ最高齢レーサー 魅力伝え挑戦続く

【基本】減速、曲がる、加速を繰り返すサーキット走行。講習中、須貝さんは参加者の動きを確認しながら走る=6月29日、宮城県村田町のスポーツランドSUGO
【助言】コース上で気さくにアドバイスする須貝さん。参加者は「須貝さんの言葉は公道上でも役立つことが多い。余裕を持って走れるようになった」と話す=6月29日
【交流】レースの日、ファンとの交流は欠かさない。バスでサーキットを巡るイベントのガイドでは、レース中にタヌキが横切ったなど、こぼれ話で盛り上げる=10日
【鍛錬】今季は全日本選手権の参戦は見送ったが、レースマシンの繊細な操作感を保つためテスト走行を行う=20日

 全国を転戦する全日本ロードレース選手権シリーズの最高峰、JSB1000クラスで闘う須貝義行さん(54)=仙台市=はレーサー歴35年。長年の経験を買われ、国内主要サーキットのアドバイザーも兼ねる。ライセンス講習会や走行会のインストラクターも務め、サーキット走行の基本とオートバイの運転技術を教えている。
 須貝さんの信条は安全第一。アクセル、ブレーキ、体重移動の基本を身に付け、自分の不安を取り除くことが楽しく走れることにつながる。「思い通り走るにはどうすれば良いかを自分で工夫することに価値がある」と話す。
 今年は新型コロナウイルスの影響で全日本シリーズ参戦は断念したが、走行会は続けている。「上達すれば遅い車体に乗っても楽しいよ」と須貝さん。レーサーだが速さだけでは無いオートバイの魅力を伝えていく。
(写真部・伊深剛)


2020年08月24日月曜日


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