<NPOの杜>障がい者と企業をサポート

 働く意思があっても障がいを理由に、就労先が見つからない人がいます。一方で、障がい者を雇用したいと思っても、接し方が分からないなどの不安があり、雇用に踏み出せない企業があります。実際に就労できても、両者の意思疎通がうまくいかず、長続きしないケースも多く見られ、こうした問題を解消するには、障がい者と企業の双方へのサポートが欠かせません。
 NPO法人栗原市障害者就労支援センター(通称NPOステップアップ)は、地元企業の経営者が中心となり、職場体験を通じた障がい者と企業のマッチングや伴走型支援に力を入れている団体です。職場体験を通じ、障がい者は自分に合った仕事か判断することができます。企業も支援者の助言を受けながら障がい者との接し方を学び、個々の障がいの特性に合った仕事を提供できるか判断できます。
 さらに団体では市の保健師やケースワーカーなど他の支援者とも連携し、定期的に「ケア会議」を実施。就労後の障がい者や企業の困りごとにも対応しています。
 これまでに団体から約100件の企業に200名以上が就労。障がい者と企業の双方をサポートする団体の取り組みに注目が集まっています。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 後藤和広)


2019年03月25日月曜日


先頭に戻る