<入試のツボ>作文用 体験三つ準備を/公立高直前対策(1)国語

 国語は、他教科と比べて受験勉強に時間をかけない傾向がある。入試の平均点が高く、あまり差がつかないのが特徴だ。
 しかし、直前期だからこそ、手を抜かず国語に取り組んでほしい。これからでも点数を伸ばすことが可能だからだ。
 まずは20点と得点比率の高い作文の対策だ。国語は時間配分が重要である。作文に時間をかけ過ぎてはいけないが、他の問題に時間がかかり、作文が書き切れないのは致命傷となる。
 作文で満点は難しいが、12〜16点程度の得点は難しくない。初めに短時間で書く訓練をしよう。自身の体験など具体例を盛り込むことが重要。どのテーマで出題されても対応できる体験を三つほど考えておけば、スムーズに書ける。
 作文は出題形式が変わることも予想される。宮城で過去に出題された形式だけではなく、他の都道府県の過去問題も確認するといい。書いた後は、必ず誰かに添削指導してもらおう。
 次に例年16点の配点となる漢字の読み書きだ。特に「書き」は、小学校で習った漢字から出題される。こちらも宮城だけではなく、他の都道府県の過去問題などを活用してほしい。
 説明的文章や文学的文章などを自宅で時間を計って練習している生徒は意外に少ない。直前期は文章を素早く的確に読む感覚を鈍らせないため、毎日最低でも1題を演習に充てるといい。
 1題当たり15分と時間を決めることが必要だ。解いた問題の解答や解説を読み込み、なぜそれが正解なのか納得できるようにしよう。
(進学プラザグループ第一事業部・阿部智則部長)
=土曜日掲載=


2020年01月11日土曜日


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