<入試のツボ>苦手な単元なくそう/中学受験・小5の過ごし方

 進級を目前に控えたこの時期、中学受験を考える小学5年生は、基礎学力をしっかり固めることが大切だ。
 算数で求められる「迅速でミスのない計算力」、国語に必要な「正確な読解力と分かりやすく説明する記述力」の習得には、継続した学習が欠かせない。
 中学入試では、学校の授業の定着度を試す問題が多い。過去問演習など本格的な受験対策に入る前に、今から基礎的な学習を進め、苦手な単元をなくして学力の底上げを図ってほしい。
 まずは学校が休みの期間を利用し6年生の学習内容の先取りを始めたい。入試本番は1月前半が中心。11月中には過去問演習などの最終対策を始める必要がある。先取り学習を少しずつ進め、秋から冬にかけ直前対策をするのがベストだ。
 基礎がある程度できているなら、志望校の過去問に挑戦することを勧める。仙台二華中などの公立中高一貫校では、小学校の学習内容と、身の回りの出来事や現象とを関連付けた問題が出る。文章も比較的多く、慣れないと全く手が出ない。どのような問題が出るのか、今の学力では何が足りないのかを理解しよう。
 また、新年度から小学校高学年で外国語活動(主に英語)が必修科目になり、成績評価される。既に全国の中学入試で英語が入試科目に入っている。今後、宮城でも採用されることが予想されるため、各校の動向を注視してほしい。
 志望校選びについては、仙台二華中などの公立中高一貫校の人気は今後も継続しそうだ。一方、大学入試制度がこれからどう変わるか不透明なため、東北学院など、高校、大学への内部進学が可能な私立中や、大学への推薦枠を多く持つ学校も、今まで以上に人気が高まると予想される。
 私立高授業料の実質無償化も追い風だ。高校や大学進学も見据え、学校説明会や文化祭などを通して学校選びをしてほしい。
(家庭教師のトライ・阿部正純教育プランナー)


2020年03月21日土曜日


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