<若手農家>仙台駅東口で土曜市場 「顔見える有機野菜を」

若手生産者らが消費者との顔の見える関係づくりを目指すエキツジファーマーズマーケット=14日、仙台市宮城野区

 宮城県内の若手生産者らがJR仙台駅東口の「EKITUZI(エキツジ)」で毎週土曜、ファーマーズマーケットを開催している。オーガニック(有機)野菜の魅力を、自分たちの言葉で消費者に伝える「産消交流」の場として、東北の玄関口で定着を目指す。
 オープンは6月9日で、これまでに仙台市太白区の秋保地区や宮城県村田町などの6生産者が出店した。いずれの生産者も金銭的な負担が大きい日本農林規格(JAS)のオーガニック認証は取得していないが、無農薬、無化学肥料で野菜を栽培している。
 7月14日は4生産者が出店し、朝に収穫したばかりのキュウリやバジル、ニンジンなどを店頭に並べた。スーパーなどのオーガニック野菜よりも安価に設定。近くに住む家族連れや外国人らが「若い人がおしゃれに売っていて気になった」などと立ち寄り、新鮮な野菜を買い求めた。
 ファーマーズマーケットは、就農5年目の村田町の農家村岡次郎さん(33)が提案した。「都市の人たちに定期的に対面販売できる場をつくりたい」と、エキツジの運営委託を受ける建築企画会社の都市設計(仙台市)に売り込んだ。
 エキツジはJR東日本仙台支社が仙台駅東口のにぎわい創出を目的に開設。同社の担当者は「交流の場を目指すコンセプトに合致する」とファーマーズマーケットを歓迎する。
 エキツジの営業は2019年3月までだが、生産者らはそれ以降も場所を変えて開催したい考え。村岡さんは「毎週来てくれるお客が増えてきた。仙台駅前で生産者と会えるマーケットとして定着させたい」と意気込む。
 エキツジファーマーズマーケットは毎週土曜の原則午前11時〜午後2時で、最大10店が出店できる。オーガニック野菜を栽培し、消費者に熱意を伝えられる意欲のある生産者を募集している。連絡先は都市設計022(225)0091。


2018年07月28日土曜日


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