駆ける 2020年聖火リレー/宮城県内コース紹介1 気仙沼市、南三陸町

 2020年東京五輪の聖火が6月20〜22日、宮城にやって来る。北は気仙沼市から南は山元町まで、沿岸部の15市町の計19区間で公道を使ったリレーが行われる。各ルートの詳細と特色を紹介する。(9回続き)

■気仙沼市 港町の雰囲気の中南下

 気仙沼市最大の災害公営住宅、鹿折南住宅が県内の聖火リレーのスタート地点だ。団地内を通り、県道に出て南下。水産加工場などが並ぶ地区を左手に見ながら、大漁祈願祭が行われる五十鈴神社に向かう。
 内湾に沿って走り、東日本大震災前に繁華街があった南町地区を通過。臨港道路に出ると、海上には漁船が居並び、港町の雰囲気が高まる。整備が進む三陸沿岸道の気仙沼湾横断橋、4月に開通した気仙沼大島大橋も視界に入る。ゴールは市魚市場。リレーが行われるころは、カツオの水揚げが最盛期を迎えている。

■南三陸町 にぎわいの場がゴール

 南三陸町の出発点は東日本大震災で被災し、高台に移転、新築された町役場。総合体育館などが立つ新しい街を抜け、250戸を超える町最大の災害公営住宅が並ぶ志津川東復興住宅を通過。高台を駆け降り、南三陸消防署前の交差点を左折して国道45号に入る。
 左に震災後にオープンしたスーパーなどの商業施設、右に地元産の杉材を使い4月に開所した町生涯学習センターを見ながら国道を南下。ゴールの南三陸さんさん商店街は、県内外から多くの客が訪れる観光スポット。復興の息遣いを感じる町を代表する場所だ。

聖火ルートの動画はこちら
https://www.kahoku.co.jp/movie/


2019年12月19日木曜日


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