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平成最後の県議選開票結果(2015年)
平成最初の県議選開票結果(1991年)

立民「都市型政党」脱却狙う 公認と推薦仙台市外に6人、自民の牙城・郡部に照準

候補者の街頭演説を聞く支持者ら

 宮城県議選(27日投開票)で立憲民主党が「都市型政党」からの脱却を狙っている。公認、推薦の11人のうち、6人が仙台市外の選挙区に立った。郡部で強い組織力を誇る自民党の牙城を崩し、党勢拡大の足掛かりを築けるか。

 「『自民党、保守の街』といわれるこの地域で大きな風を巻き起こす」。気仙沼・本吉選挙区(定数3)の立民現職は18日朝、気仙沼市内の事務所であった出陣式で力を込めた。
 同選挙区の定数は、次回から1減る。前回3位で当選した現職は今回、自民現職2人の一角を崩し「2位以内」を目標に掲げた。
 7月の参院選宮城選挙区で勝利、8月の仙台市議選で躍進して迎えた県議選。党県連も同選挙区を重点区の一つに定めた。県連幹部は「風に左右される仙台のような都市ではない地域で結果を出す」と明かす。
 強気の背景には参院選で当選した石垣のり子氏の気仙沼市での得票がある。同市は自民小野寺五典衆院議員(宮城6区)の強固な地盤にもかかわらず、石垣氏は約1万2600票を獲得し、自民候補に約400票差に迫った。
 県連幹部は石垣氏の健闘から「予想以上の結果。十分に気仙沼でも食い込める」と踏んだ。
 参院選で石垣氏の得票が上回った大崎選挙区(同4)は自民3人、共産1人の現職に立民新人が挑む構図。20日には枝野幸男党代表が大崎市に駆け付けた。
 当初は気仙沼市での応援演説も予定されていたが、台風19号の視察で急きょ行程を変更。それでも新人が立つ大崎市の演説は外さず、地方に注力する姿勢をうかがわせた。
 枝野氏は政権批判を展開し「今の社会は強い者ばかりが優先されている」と力説。新人とつないだ手を掲げると、約200人の聴衆から歓声と拍手が沸いた。
 ある県連幹部は「保守が強い地域で足場を固めることが、将来の政権交代につながる」と意気込んだ。


2019年10月24日木曜日


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