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平成最後の県議選開票結果(2015年)
平成最初の県議選開票結果(1991年)

大崎選挙区 佐々木さん試練克服

再選を果たし、支持者から花束を受け取る佐々木さん(左)=27日午後9時55分ごろ、大崎市三本木の事務所

 告示後、浸水したままの地域では選挙カーが入ることもできなかった。大崎選挙区(定数4)では自民現職の佐々木賢司さん(49)が、異例の事態を乗り越えて再選を果たした。
 1期目は、宮城県PTA連合会長を務めた経験を生かして教育や福祉政策に力を入れた。「2回目の選挙は一番厳しい」と万全の準備を進めたが、台風19号によって情勢は一変した。
 重要な拠点の一つと位置付ける大崎市鹿島台は、吉田川の決壊などによって住宅の冠水被害が相次いだ。発生当初、情報不足や復旧の遅れにいら立つ被災者から「今ごろ来たのか」となじられた。
 選挙戦前半、鹿島台には選挙カーを入れず、集会の日程を見直した。たすきを外して毎夜、避難所に通い、悩みを聞くことに専念した。浸水域が解消し、家屋の片付けは本格化したが、課題は山積みだ。
 試練を乗り切り、支持者の歓声に包まれた佐々木さん。「スピード感ある復旧復興に努めていきます」と話し、気を引き締めた。


2019年10月28日月曜日


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