弘前さくらまつり中止 新型コロナ警戒 100回目の記念行事も見送り

見頃を迎えた桜の下をくぐり抜ける観光舟=2019年4月24日、弘前公園

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、青森県弘前市の桜田宏市長は26日、4月23日〜5月6日に弘前公園で予定していた「弘前さくらまつり」を中止すると発表した。100回の節目だったが、記念行事なども行わない。
 まつりは「弘前観桜会」と称して1918(大正7)年に始まり、例年200万人以上の来場者でにぎわう。中止は戦争の影響による44〜46年以来。
 園内での花見は禁止しない。感染防止対策としてスタッフの配置や検温の呼び掛けなどを検討している。ライトアップやぼんぼりの設置は通常通り行う方向だが、園内での飲食は禁止し、出店も認めない。
 100回目の記念行事として企画されていた仮装行列や大型ねぷたのパレードも実施しない。五所川原市出身の歌手吉幾三さんが出演するコンサートは延期する。
 弘前市など主催4団体の代表者が26日に協議。青森県内で感染者が確認されたことなどから中止とした。記者会見した桜田市長は「厳しい判断だったが、市民の命を守るために決めた。花見客の感染防止対策を進めていく」と話した。


2020年03月27日金曜日


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