保護者と教員、対策共有 大郷小がガイドライン作成

机と机の間を離して配置し、新学期に備える教職員

 宮城県大郷町大郷小(児童389人)は20日に予定されている授業再開に備え、教職員と保護者向けに新型コロナ感染症対策ガイドラインを作成した。密閉、密集、密接の「3密」の回避を掲げ、手洗い場や昼休みの校庭の利用時間を学年別に分けて混雑を防ぐなど、実践的な対策を盛り込んだ。
 ガイドラインは学級単位の教育を基本に、他の学級や学年との接触機会を減らすことを重点事項に挙げた。各家庭で毎朝、登校前に児童の体温を測定するなどして健康観察し、手洗いやせきエチケット、マスクの着用など基本的な対策の励行を求めた。
 児童が手洗い場に密集しないよう、各学年のフロア配置に応じて2、3、5年生が午前10時25〜30分、1、4、6年生が同10時30〜35分などと利用時間を設定した。
 他にも、教室の窓や扉を対角線上に2カ所開けて常時換気し、1時間に1回(5〜10分程度)は全開にすると明記。1日1回以上はドアノブや蛇口などを消毒することも示した。給食は、机を向かい合わせにせず、黒板の方を向いて食べることにした。
 「3密」の場面が多い体育や音楽などの指導、休み時間の過ごし方についても注意を促している。
 ガイドラインは「子どもたちの健康を守るため、職員で留意点を共有しておくことが大切」(保健主事の桜井良恵教諭)と文部科学省の資料などを参考に作成。13、14日に保護者に配る。
 町教委の鳥海義弘教育長は「具体的な対策がきめ細かく示され、ありがたい。保護者の安心感にもつながる」と話した。


2020年04月12日日曜日


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