英会話教室クラスターか 仙台園児や児童ら感染 宮城の感染者54人に

 仙台市は13日、市在住の50代女性会社員と20代男性会社員が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。女性会社員は11日に感染が判明した20代無職女性の母、男性会社員はきょうだいで家族間で感染したとみられる。12日は保育園児や小学生を含む男女6人の感染が分かり、市内の感染者は計43人となった。宮城県内の感染確認は計54人。
 女性会社員は8日に発熱し、男性会社員は7日に倦怠(けんたい)感などの症状があった。無職女性が11日に陽性と分かり、ともに12日に帰国者・接触者外来を受診し、13日に陽性と判明した。入院予定だが重篤ではない。
 12日の感染者は、いずみ保育園(泉区)に通う園児の女児のほか、英会話教室「ASTER(アスター)向陽台校」(泉区)に通う向陽台小の10歳未満の男子児童と女子児童、10代の女子児童2人。市建設局南道路建設課の40代男性職員も感染確認された。
 7日に感染が判明した20代外国籍の女子学生が2日にいずみ保育園、3月31日と3日にASTER向陽台校で、それぞれ英会話教室の講師を務めており、市内で初めて4次感染が認められた。未就学児の感染は宮城県内で初めてとなる。
 郡和子市長は12日夜の臨時記者会見で「多くの方が感染したのではないかと危惧している」と語り、クラスター(感染者集団)発生の可能性を指摘した。
 女子学生は3月31日にマミー保育園(泉区)、4月1日にASTER新田校(宮城野区)でも講師を務めた。市は症状のあった12人を優先的に検査し、4施設で無症状の園児や受講生、職員ら計108人も13〜15日に順次検査する。
 村井嘉浩知事は12日、市の要求に基づき、陸上自衛隊東北方面総監に災害派遣を要請した。要請は3日に続き2度目。108人の検査に当たる看護師らを医療機関に派遣してもらう。


2020年04月14日火曜日


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