キャバクラ経営者「生活補償を」盛岡で署名活動

休業補償を求める佐々木さん(中央)。感染予防のためゴーグルとマスクを着用している=13日

 新型コロナウイルス感染症の拡大で悲痛な声が広がる夜の街。休業している盛岡市のキャバクラ経営者が、従業員らに対する生活補償を求めて署名活動を展開している。
 盛岡市大通のアーケード商店街で13日午後、キャバクラなど計4店を経営する佐々木智己さん(34)がメガホンを持った。「大変に厳しい状況です」と通行人に呼び掛けた。
 2月以降、来客と売り上げが減少。4月に入り「岩手は感染者がいないから」と県外の「疎開」客が増えたという。「接客で感染リスクが高まるのでは」と4日から全店無期限の休業を決めた。
 グループ全体で女性従業員は約100人。キャバクラに4年勤めるシングルマザーの女性(26)は「今は接客が少し怖い気持ちはあるが、収入が断たれて生活は苦しい」と漏らす。
 佐々木さんは「リアルに生活が厳しい者は多い。ステイホームが可能なのは十分にお金がある人だけ」と、掛け声ばかりの政治にいら立ちを覚える。
 佐々木さんは街頭活動のほか、インターネットで窮状を訴える動画を配信。谷藤裕明盛岡市長に面会も求めており、「安心して休むために、迅速な対応をしてほしい」と主張する。


2020年04月15日水曜日


先頭に戻る