岩手の県境越え、やっぱり自粛を 県の対応行きつ戻りつ

 岩手県は26日、新型コロナウイルス感染症への対応を巡り、不要不急の県境をまたぐ移動を再び自粛するよう県民に要請した。感染観察都道府県との往来を解禁した14日の方針を転換した格好で、県の対応が行きつ戻りつしている。
 緊急事態宣言が25日に全国で解除され、政府の基本的対処方針が改定されたことを受けて修正した。
 達増拓也知事は岩手県への宣言解除を受けて14日、移動に関する自粛を緩和。25日は報道陣に対し「(要請を)厳しくすることはない」と発言していた。
 26日にあった県感染症対策本部で達増知事は「国の方針に(県境をまたぐ移動の自粛が)明記されたので、基本的に沿っていく」と説明。一方で「不要不急ではない帰省や旅行はもうオーケーと読めるような呼び掛けではある」との独自の見解も示した。
 政府の対処方針は移動自粛を促す対象について、14日時点では東京など「相対的にリスクの高い都道府県」と記載。25日の改定版は全ての都道府県を対象に「5月末までは避けるように」に変わった。
 野原勝保健福祉部長は「国の方針が変わったという見方もできる。全国で足並みはそろえなければならない」と話した。


2020年05月27日水曜日


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