学校消毒に高齢者が奮闘 塩釜市シルバー人材センター 市から委託来月まで

消毒作業をするウイルスバスター隊のメンバー

 宮城県塩釜市の小中学校で、校内の消毒作業に当たる高齢者らのチーム「しおがまウイルスバスター隊」が活動している。学校再開を6月1日に控え、新型コロナウイルス感染防止のため、市が市シルバー人材センターに作業を委託した。
 市塩釜一小(児童225人)では25日、女性4人がフェースシールドや手袋を着けて作業に当たった。消毒液を含ませた紙で教室の机や椅子、水飲み場の蛇口などを消毒していった。
 作業開始前の出動式で、奥山勉校長は「教員が学習の遅れを取り戻す授業の工夫や心のケアに注力できる。力を貸してもらってありがたい」と感謝した。
 隊にはセンターに登録する60歳以上の男女約60人が参加。浦戸小中を除く10校で、平日の子どもたちがいない時間帯に1時間半程度、4人一組で活動している。学校再開後も6月いっぱいは活動を続ける。
 消毒作業の委託は児童生徒の安全確保、教職員の負担軽減に加え、新型コロナ感染拡大で仕事が減ったセンターの雇用確保などにつながる。センター理事長で市玉川小を担当する引地栄五さん(78)は「孫が小中学生というメンバーもいる。校内で感染させないという使命感を持って頑張りたい」と意気込んだ。


2020年05月29日金曜日


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