病床確保策を議論 あすコロナ対策会議 宮城知事「医療崩壊を懸念」

 村井嘉浩知事は14日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症の対策本部会議を16日に開き、政府が19日に緩和を予定するイベントの人数制限、宮城県内で急増する患者の病床確保などを議論する考えを示した。
 県内では飲食店でクラスター(感染者集団)の発生などで感染が急拡大。県は13日、独自の警戒指標「みやぎアラート」をレベル3に引き上げた。
 村井知事は「インフルエンザの患者が増える時期も近づき、医療崩壊を懸念している。感染拡大を抑え込まないと、重症者に対応できなくなる」と指摘。患者の確認が相次ぐ飲食店、利用客の感染対策徹底を改めて呼び掛けた。
 政府の観光支援事業「Go To トラベル」では10月1日、東京都も対象に加わる見通し。知事は県内を訪れる旅行客の3割弱が関東圏からと説明し、「県内では交通機関や宿泊先で感染した人は皆無。政府の対応に呼応した形で経済とコロナ対応との両立を図る」と述べた。
 立憲民主、国民民主両党などで9月15日結成する合流新党の代表選は、立民の枝野幸男代表が勝利した。知事は、旧民主党政権で閣僚を務めた枝野氏を「東北大出身の弁護士でクレバー(賢明)な人。代表にふさわしい人」と評価した上で「緊張感のある政治運営をしてほしい」と注文した。
 会津若松市で野生イノシシ1頭が豚熱(CSF)への感染が確認され、農林水産省は11日に宮城、山形両県を豚のワクチン接種推奨地域に指定した。村井知事は「非常に危機感を持っている。最優先で対応する」と強調。9月中の開始を目指す方針。


2020年09月15日火曜日


先頭に戻る