新型コロナ 仙台市、繁華街での積極検査を検討 市議会一般質問で答弁

 仙台市は15日、市議会9月定例会本会議で、若年層を中心に飲酒を伴う場で新型コロナウイルス感染が相次いでいるとして、繁華街を対象に、感染の疑いを問わない積極的検査の実施を検討する方針を表明した。今後、検査の対象範囲や検体採取の体制など詳細を詰め、早期の実施を目指す。
 村岡貴子氏(自民党)の一般質問への答弁。市によると、現状は陽性患者の濃厚接触者や感染が疑われる有症状者、感染者が発生した施設の利用者に行政検査を実施するが、感染リスクが高い店舗やエリアなどに対象を拡大し、疑いの有無にかかわらず検査する。
 市内の新規感染者は9月に入り急増。15日時点で65人に達し、感染拡大の「第1波」となった4月の60人を上回った。65人のうち4割の27人が市内外の飲食店で感染したとみられる。
 村岡氏は「感染状況は予断を許さない段階に入っている。感染経路を断つために、今のタイミングで地域を特定した幅広い検査を実施すべきだ」と迫った。
 藤本章副市長は「大変厳しい状況と認識する。繁華街対象の検査実施に向け、早急に検討を進めなければいけない。陰性証明ではなく、感染拡大防止のために取り組みたい」と語った。
 「夜の街」と呼ばれる繁華街を対象とした積極的検査は、東京・新宿区が歌舞伎町で、大阪府がミナミで実施するなどしている。


2020年09月16日水曜日


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