大学の対面授業増える 東北学院大などで後期スタート

入構時にサーモカメラで体温チェックを受ける学生たち=17日、仙台市青葉区の東北学院大土樋キャンパス

 東北学院大の後期授業が17日、始まった。新型コロナウイルスの影響で、前期は大半の授業をオンライン方式で実施したが、後期は感染防止策を強化し対面授業を拡大する。久しぶりにキャンパスを訪れた学生たちは明るい表情を見せた。
 仙台市青葉区の土樋キャンパスでは、学生が出入りできる門を2カ所に限定し、入構時にサーモカメラで体温を測定する対策を講じた。スマートフォンなどで入構を届け出る管理制度も導入した。
 半年ぶりに対面授業を受けた教養学部2年の雲然公之(くもしかりまさし)さん(19)は「自分のペースでオンライン授業を受けながら課題をこなすのは大変だった。少しずつ以前の生活リズムを取り戻したい」と話した。文学部3年の大場千聖さん(20)は「大学で友達に会えるのはうれしい」と笑顔を見せた。
 同大は前期授業を5月に開始し、6月まで全てオンライン方式で実施。7月以降は出席者30人以下の一部授業に限り、対面を認めていた。後期からは対象を50人以下の授業に拡大した。
 感染を不安視する学生に配慮し、授業のオンライン配信も継続する。千葉昭彦副学長は「できる限りの感染防止策を取った。授業以外の交流も含め、学生がキャンパスに来る機会を確保したい」と話した。
 17日は東北福祉大と宮城大も、それぞれ対面授業を増やす形で後期授業を始めた。宮城大は授業全体の6割を対面とする。東北大も10月1日開始の後期から対面の講義を増やし、オンライン方式も併用する方針。


2020年09月18日金曜日


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