<B2仙台>堅守速攻へ 規律を徹底

新体制について熱く語るB2仙台の桶谷新監督

 バスケットボール男子、B2仙台の新監督に、bjリーグ2度制覇の実績を持つ桶谷大・前B1大阪監督(40)が就く。7日の就任記者会見を前に河北新報社のインタビューに応じた桶谷氏に、抱負とチーム再建へ向けた課題を聞いた。(聞き手は射浜大輔)

◎桶谷新監督に聞く

 −B1も含め複数のチームからオファーがある中で、B2の仙台を選んだ。
 「指揮官として勝つことはもちろん、チームカルチャーづくりにも重きを置いている。新しく生まれ変わる仙台で先のビジョンを持ってカルチャーをつくり上げていきたい。不安もあるが、新しい仲間とバスケができることにわくわくしている」
 「フロントには三顧の礼で迎えてもらい、誠意を感じた。新オーナーの(デビット・)ホルトン氏らのグループの中に入って仕事をしたいと思った」

 −チームに持っていた印象は。
 「bjリーグ時代から地域に根差した球団づくりを進めてきたが、2016年のBリーグ発足からは低迷している。それでもポテンシャルは東北で一番だ。B2東地区4位に甘んじるチームではない。仙台の街は大好きで、岩手監督時代は買い物や食事でよく訪れていた」

 −チームづくりのビジョンは。
 「B2で優勝し1年でB1に昇格するのが使命だが、勝つだけではなく見る価値のあるチームにしたい。ハッスルするのは当たり前で、泥くさく諦めない姿が必要だ。Bリーグで2シーズン戦ってみて、地域を盛り上げながら勝つ強いチームが少ないと感じていた。東北全体のバスケを盛り上げるためにも、仙台が地域を挙げて盛り上がらなければならない」

 −戦術面は。
 「基本は堅守速攻。勝つチームは守りがしっかりしており、守備は規律で成り立つ。B1で戦う上で必要な規律やチームプレーは、細かいところから徹底していく」

 −補強のめどは。
 「1年使い切りのような補強はしたくない。B1昇格後も戦える選手を集めたい。戦う集団をつくりあげる上で、強いキャプテンシーを発揮できる選手を獲得する」

 −リーグで屈指の実績がある。
 「成功も失敗もあるが、うまくいったときは共通してフロントにも選手にもいいリーダーがいた。そうなり得る選手の獲得が重要だ」

 桶谷 大(おけたに・だい)京都府出身。米アリゾナ州立大にコーチ留学後、大分で初めて指揮を執った。琉球時代はbjリーグを2度制覇。その後岩手、大阪でも着実にチームを強化してきた。家族は妻と長男、長女。好きな食べ物は刺し身。


2018年06月05日火曜日


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